こんにちは、もやしです。
今回は珍しいリールのインプレ記事になります。
ダイワ TD-Z 103HL
今回紹介するリールはこちら、ダイワのTD-Z 103HLというリールです。
発売は2000年で今から24年前のリールになりますね。
特徴:グリッピングレフト
このリールの大きな特徴は、グリッピングレフトという特殊なクラッチが搭載されている事です。
普通のリールではクラッチがあるべきところになく、サイドプレートから生えるようにクラッチが出ています。そのためグリップを持ち替えることなくキャスト出来るのが特徴です。
主にピッチングやフリッピングの際に効果を発揮します。
現代のものだとシマノの17 バルケッタについていたスピードクラッチというものが雰囲気的には近いかと思いますが、こちらとは用途が違うので一概に同じとは言えませんね。
ちなみにグリッピングレフトはその後一部のリールでありましたが、比較的早くなくなってしまいました。
スピードクラッチもすぐに消えてしまいましたし、変わった構造はあまり支持されないのかもしれません。
マグフォースV搭載
TD-ZにはマグフォースVというブレーキが付いています。これはスプールがV字型になっている等現在のSVコンセプトとは少し異なるものになっていますが、STEEZ SVスプールをつけることでSV仕様にすることが可能です。
レベルワインダー連動機能?
これはいろいろ探しても記載がなかったのでよくわからないのですが、私の手持ちのTD-Zはレベルワインダーがスプールの回転に追従します。簡単に言うと、シマノのオシアコンクエストのような船用リールみたいな動きをします。
ですがスプールの回転にすべて追従するわけではなく、キャスト時はレベルワインダーは止まります。
なので魚が掛かった時にドラグが出てラインが放出される時のみレベルワインダーがスプールに連動するというギミックになっているみたいです。
弱点:塗装が剥げやすい
この時代のダイワリールあるあるですが、塗装がかなり弱いです。
前インプレしたルビアス同様にすぐに剥げてしまうので注意が必要です。
使ってみた
実際に使ってみました。ラインはサンヨーナイロン アプロード GTR 14lbを巻いています。
ロッドはラッキークラフトのLC-58Wです。
感想としては、意外となんでもこなせます。ピッチングやフリッピングがしやすいのはもちろんですが、サイドキャストでも気持ちよく投げられます。ルアーは巻いているラインが太かったのもあり、7gくらいが快適ゾーンでした。
ワームだとイモ50くらいは楽に飛ばせます。50より小さくなるとスプールを変えたりラインを変えたりした方が良さそうです。
このリールも中古で買ってバスを何匹も釣りましたが、ドラグのヘタレもなく普通に使う事が出来ました。
まとめ
今回はダイワ TD-Z 103HLの紹介でした。
最近は変わり種のリールばかり買っているので、次は現代的なリールを買おうかなとも思っています…
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