自分好みにカスタマイズ!ロッドカスタムのすすめ【グリップ延長編】

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こんにちは!TARUです!

今回は知人から依頼されたベイトロッドのカスタムについてご紹介していきます。

目次

はじめに

皆さんロッドやリールにはこだわりを持って釣りをされていると思います。
最終的には予算や性能を総合的にみてタックルを選びますよね?

ただ予算的には厳しいからと、マイロッドを選び、「もう少しこのロッドこうだったらいいのにな」なんて不満を持っている方も少なからずいるのではないでしょうか?

今回はそんな方に是非読んで欲しい内容になっています。

ロッドカスタムについて

毎度前置きが長くなってしまうのでざっくりいきます!

ロッドはブランクスにガイド、ガイドリング、リールシート、グリップなどのパーツを付けて製品化されていますよね?

それを自分の好きなように取って付け替えちゃおう!という事です。

その中でも今回は比較的簡単なグリップ部分の交換、延長にフォーカスしていきます。

グリップを延長や交換する事でどんなメリットがあるかは、このページに辿りついた時点でご存知と思いますが念の為。

・リアグリップを持ったダブルハンドでのキャストがやりやすくなり飛距離がアップ

・エンド部分を肘に当ててファイト出来る為ファイトが楽になる
・リールシートよりエンド側にウエイトバランスがくる事で持ち重り感を少なく出来る

・好みの見た目にできる。

以上の4点が大きなメリットだと思います。

ロッド紹介

まず今回グリップを交換するロッドについて紹介していきたいと思います。

今回グリップを交換するロッドはこちらです。

ガングリップがかっこいいのに延長なんて勿体無い!との声が多そう。TARUもガングリップのロッドを使っているので同感

テイルウォーク Glappy 55UL

このロッドはバッドだけ黒というTARU的には謎仕様。どうせならパームスのフレイムのように全部赤がいいのでは?そしてフロントとリアグリップで異素材なのも好みではありません。ごめんなさい。

使用しておらずインプレなどはかけないので、気になる方は下記公式リンクからご覧ください。

グリップ延長の手順

グリップを外す

ではまずグリップを外していきます。

どうやって外すかというと

ズバリ…カッターでザクザクいきます!

グリップって接着剤でガッツリ止まってるんで引っ張ったりしても外れません。

容赦なく切り刻みましょう。

こんな感じでどんどんいきます。

本当は太いカッターを使用した方がやりやすいですが、ないのでこれでいきます。

◆オルファ カッターナイフ

何という事でしょうあんな見事な太さがあったグリップもこの通り

するとこのようにブランクス部分が出てきましたね。シートとグリップの間のメタルパーツも取れました。

さらに細かい所を綺麗にすると下記画像のような感じになります。

気になる方はもっと綺麗にしても良いですがTARUは気になっちゃうので綺麗にします

こんな感じになりました。

カーボンパイプの接着

今回はリアグリップを延長する為に、ブランクス部分にカーボンパイプを継ぎ足していきます。

ブランクスの外径が直径10mmなので内径11mm、長さは最終的に肘にエンドキャップが当たるように250mmを用意しました。

◆ジャストエース カーボンパイプ

今回は1mmしか差がありませんが、折れて不要になったロッドなどを使う場合で、差が大きければかさ増しにテープを巻いてください。後述します。

まず接着剤を塗布していきます。

接着剤が垂れないようにクルクル回しながら急いで写真を撮るTARUシュールじゃないですか?

接着剤はルアー作りで使っている物を流用します。なので今回は硬化時間1時間半のものです。

◆コニシ ボンドEセット100g

差し込んだ際に、余ったエポキシがうにゅっと出てきてしまうので慎重に挿し込んでいきましょう。

以上で延長用カーボンパイプの装着は完了です。

グリップの装着

先程装着したカーボンパイプにグリップを装着していきます。

現在グリップには大きく分けてコルクとEVAがありますが、今回はフロントグリップに合わせてコルク製のグリップを装着していきます。

延長したカーボンパイプの外径が13mmなので1番内径が近い15mmの物を使用します。

今回は2mm差があるのでかさ増しをします。

上記画像のような感じでTARUは均等の幅にかさ増しをしていきます。

装着してみた感じはこちら。

あれキャップがついてる?写真撮り忘れました。

いい感じですね。エンドキャップは良いですが、フロントとリアでグリップ素材が違うのはTARUは好きではありません。どちらかに振り切った方がかっこいい気がします。

異論は認めます。

ハイブリッドにしたい方はフロントとは別の素材のリアグリップを選択してください。

◆ジャストエース EVAグリップ

エンドキャップの装着

いよいよ大詰めです。エンドキャップを装着していきます。

TARU的にはキャップはグリップより太いというか大きい方がカッコいいと思います。男ってボンッキュッボンが好きですからね。

まずキャップの深さに合わせてカーボンパイプをノコギリで切断していきます。

◆オルファ ホビーノコギリ

粉が舞ってしまわないように気をつけてください。手袋マスクは必須です。

グリップと同様にテープでかさ増し、接着剤を塗布して装着していきます。

こんな感じになりました。

これで完成と見せかけてまだ続きますよ〜

グリップを削る

折角延長しましたからね。細かいとこもやりますよ。好みの太さに削っていきます。

というのも持ち主曰く、最近ツーフィンガーからワンフィンガーキャストに変えたそうなのですが、リールシートのすぐ下部分のグリップが太いと持ちづらいそうです。→ここが大きな理由でグリップを交換する事に。

ということで、まずはマスキングからしていきます。

最初は荒めの番手から使用し、徐々に目の細かい番手にしていきます。

コルクは目詰まりを起こしやすいので多少荒めでも大丈夫です。

それよりも削り過ぎないよう、こまめに確認しながら作業を進めてください。

グリップのサンディングは自己責任でお願いします。

握り心地に影響するのでここは丁寧にいきましょう。

仕上がりはこんな感じです。

どうですかね?ストレートは握りづらいとの事でしたので、キャスト時に握る部分にRをつけてみました。

最後にキャストや実釣をしてみて調整すれば完成です。

そういえばしれっとメタルパーツも入れてました。

最後に

いかがでしたでしょうか?

グリップ交換や延長はカスタムの中でもその恩恵を感じやすいと思うので、今のロッドもっとこうだったらいいのな〜なんて方は是非チャレンジしてみてください!

より快適な釣りができるようになると思います。

さらに自分でカスタムした世界に一本のロッドでする釣りは楽しいと思います!

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この記事を書いた人

幼少期より釣りを始めて気づけば歴20年…
三度の飯より釣りが好きです。
最近は暇さえあれば木を削ってルアーを作っています。

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