こんにちは、もやしです。
今回はベアリングチューンのお話です。
ベアリングチューンとは
通常ベアリングは、ベアリング内にオイルやグリスが封入されています。
純正で入っているオイルやグリスは粘度が高いものが多く、回転性能に影響を与えている場合が多いです。そのためパーツクリーナーで脱脂をするとベアリングの回転性能が大幅にアップします。
一般的には脱脂をした後に粘度が低いオイルを入れることが多いかと思います。
ドライベアリングとは
ドライベアリングは、ベアリングに脱脂をして、オイル等を注入していない状態の事を言います。
回転性能はとても高い状態ですが、そのままでは耐久性が落ちてしまいます。
Y’z CRAFT レボリューションBB
このケミカルを使用すると、ベアリング内に被膜を形成することが出来、ドライベアリングの回転を維持しながら、耐久性を得る事が出来ます。
ベアリングチューンをするリール
アブガルシア アンバサダー 4601C ガンナー
今回は手持ちのアンバサダーにチューンしていこうと思います。
実際はスプールとレベルワインダーのベアリングにどちらもドライ化しているのですが、都合上スプールのみになります。
手順としては以下4点になります。
スプールからベアリングを外す
パーツクリーナーで脱脂する
レボリューションBBを一滴たらして回転させる
組み直す
ではやっていきましょう!
手順
スプールからベアリングを外す
まずはスプールからベアリングを取り出します。
パーツクリーナーで脱脂する
次にパーツクリーナーでベアリング内のグリスやオイルを洗浄します。
私は100円ショップで購入したビンにベアリングがちょっと浸るくらいにパーツクリーナーを入れてシャカシャカ振って洗浄しています。
レボリューションBBを一滴たらして回転させる
脱脂が完了したら、ベアリングを取り出しまず回転させます。
そうすると中に入り込んだパーツクリーナーが揮発して綺麗な状態になります。
そうしたら、レボリューションBBを一滴たらして、また回転させます。
回転させることで被膜が形成されます。
ベアリングを回転させる際には上記のようなツールを使うのがおすすめです。また逆ペンチを持っている方はそちらもおススメです。握ると開く方向に力が入るのでベアリングを保持したまま回転させることが出来ます
戻す
上記工程でドライベアリング化は終了なので、後は元通りにしたら終了です!
実際のところ
動画を載せることが出来れば一番いいのですが、チューン後と前ではベアリングの回転時間に大きな違いがあります。ミニ四駆を触っていた時もこのケミカルを良く使用していたので、回りが良くなるのは実証済みです。
ですが、ケミカルチューンでリールの性能が大きく変化するかと言われると、実際のところは正直あまり分かりません。
アンバサダーはスプールやワインダーにベアリングを入れた段階での変化量がすごいので、大きな違いを実感することはできませんでした…
最後に
ということでベアリングのケミカルチューンのお話でした。
ここまで行くと自己満足の世界な気もしますが、回転性能は明らかに変化しますので、興味のある方はぜひやってみてはいかがでしょうか。
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